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古い鍵

20年以上前に建てられたお家だと今は使われていないような古い鍵を使用していることが多いです。
どこか懐かしいような、昭和を感じさせる鍵について今回はご紹介します。

装飾錠がそのような懐かしい鍵の代表と言えるかもしれません。
セキュリティ上では問題はあるとはいえ、装飾錠はなんとも言えない味わいがあります。
かつてはこのような装飾錠が有名メーカーでもよく作られていたのですが、最近は部品が少なくなってきているようです。
もし交換しようとおもっても同じメーカーの同じ品番の商品は残っていない可能性が高いです。しかし、違うメーカーで同じような商品なら手に入る可能性があります。

また、棒鍵という鍵もいまやちょっとレトロといわれる鍵になります。
棒鍵は現在主流のシリンダーの以前に使われていた鍵です。レバータンブラー錠とも呼ばれ、18世紀にイギリスで最初に作られたと言われています。

現在もこのような鍵を使っているお宅は殆ど無いと思います。しかし、室内錠の一部に使っていたり、レトロな雑貨店やアパート、文化住宅などでは使われている可能性があります。

防犯性は低いですが、住宅の外観を損なわないようにするためという意味で未だにこれらの鍵も現役で活躍しています。

玄関の鍵

玄関の防犯性能を手っ取り早くあげようと思ったら鍵交換が一番でしょう。
現在使っている鍵を新しくて高性能の鍵に交換することによってセキュリティ性が格段にあがります。
特に15年から20年同じ鍵を使用しているのであれば規格が古くなっていて現在の空き巣の手口には対応しきれない可能性が高いです。現行の鍵に変更するだけで簡単に防犯性を高めることができます。

確実なのは性能のいい鍵に交換することです。
有名なカバスターネオという世界中で使われている鍵や国産メーカー美和ロックのU9というシリンダー、または最強の鍵とも言われるロイヤルガーディアンなどの鍵が安心です。
ピッキング、バンピング対策も施されているのでなかなか開けることはできません。

それだけではなくさらに確実にセキュリティ性をあげようというのであれば主錠に加えて補助錠を取り付けてワンドアツーロックにするのもいいでしょう。
ワンドアツーロックが面倒と感じるのであればサムターン回し対策をしておくのもいいですね。サムターンを回すのに道具を使ってまわせないような仕組みがされていたら空き巣は十中八九防ぐことができるでしょう。
荒っぽい手口の空き巣に対してはドアとドア枠の間に隙間を作らないように金具をつけることがおすすめです。

お店の防犯

お店に空き巣が入って品物や現金を盗まれてしまうという事件も起こります。
また、何も盗まれず未遂に終わったとしても鍵を壊されたり荒らされたりしてしまいます。

不正につくった合鍵を使用して侵入されるケースやピッキングなどで開錠されて侵入されてしまうケースがあります。
また、荒っぽい手口ではバールのような道具を使用してこじ開けてしまうような事件もあります。
店舗は一般家庭に比べて現金や金品が保管されている可能性が高いので狙われるリスクも高くなります。こじ破りにも対抗できるような頑丈な防犯対策を施しておくようにしましょう。

鉄扉のような丈夫な扉でも隙間があればバールでこじ開けてしまうことが可能です。
ドアとドア枠の隙間からバールなどの破壊工具が入らないように防犯プレートを取り付けておきましょう。

また、万が一侵入されてしまっても被害が大きくならないように現金や株券などの換金性の高いものは防盗金庫等に保管しておくようにしましょう。

さらに個人情報などを守らなければいけない店舗やオフィスではセキュリティ会社と契約するなどの警備体制を整えておく必要があるといえるでしょう。

泥棒に入られて個人情報を盗まれてしまったら顧客に被害が及ぶだけではなく会社の信頼問題としても打撃を受けることになります。

勝手口

玄関に防犯性能の高い鍵を取り付けたり、補助錠をつけているという人は多いと思います。
しかし、一方で勝手口の方はそこまで重要視して防犯対策を施していないという人も多いのではないでしょうか。

勝手口も玄関と同じように外から侵入できる出入口です。泥棒に入ろうとしている人はどこか開いている出入口がないかひと通り見て回ってもおかしくありません。
勝手口も施錠を徹底するのはもちろんのこと、鍵がひとつしかないのなら補助錠を取り付けるのをおすすめします。

簡単にピッキングされてしまうようなメインのドアノブ錠とケースロックは交換しましょう。防犯性能の高いドアノブ錠を取り付けるといいでしょう。

勝手口によくあるタイプのフラッシュドアは表面に薄いスチール板を張っているだけなので打撃にも弱く強度に心配があります。荒っぽい手口を使われたら簡単に破壊されてしまうのでしょう。
フラッシュドアにもう一つの鍵を取り付ける場合にはサンドイッチ状にドアの両側から金物をはさみ合わせます。こうすることによって強度が増すのでこじ破りにも対抗することができるでしょう。

補助錠を自分で取り付けても取り付け方法を間違えるとかえって泥棒に隙を与えることになります。ドア本体の強度を考えてそれに合わせた対策を行ないましょう。